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瀬戸際外交とは

某独裁国の外交政策や内政政策はわからない、という人が多い。
確かに、不可解で一貫性がないように見える。

でも、実はとてもわかりやすい首尾一貫した方向性があると思っている。
彼らの目的はただ一つ。

それは「時間稼ぎ」だ。

彼らが恐れているのは、他国による空爆をされること、他国に特殊部隊や暗殺者を送り込まれること、内乱が起きて独裁体制が崩れること、の三つだけといっても過言ではない。これらを避けるためだけに、国を動かしているに過ぎない。

自分の人生を無事に終えるまで、この三つが起こらないように年単位で「時間稼ぎ」をしているのだ。

例えば、日本人を拉致した事実を認めているのに彼らを帰さないのは、首都に彼らを住まわせていることを日本にリークして、首都を空爆させないようにしているという理由が最大のものだと思う。人間の盾の役割を持たせているということだ。また、日本に対して、拉致被害者の状況を調査する約束をしておきながら、回答をいつまでも引き伸ばして返さないのは、交渉中の状況を維持することによって、仮にアメリカとの関係が危機的な状況になり、空爆などの強硬手段を取ろうとしたときでも、日本が反対する立場をとってくれるからだ。

そう、交渉中でこちらにボールがあれば、相手が殴りかかってくることはない。

「時間稼ぎ」をしている間に、自国の核兵器を実用化することも大きな狙いだ。
核兵器さえ実用化できれば、外国から干渉されたり、侵略されたりする心配がなくなる。
核兵器を持っていることは、暗に誇示しないといけないし、ミサイルを打てるということも、見せておかないといけない。
ただし、急に明言してしまうと、逆に攻撃されるリスクが高まるので、少しずつ既成事実としていく。

この修羅の国で、幹部として生まれた幸運な立場を守り抜くために「時間稼ぎ」をし、生存競争を終えること。それが、すべて。

そのための内政政策は、仮想敵国を作り、戦争が近いという引き締め理由を作る。そのことにより、国民の怒りや敵対心を自分たちをではなく、国外に向けさせること。

そのための外交政策は、力のある国に「何もさせない」こと。交渉は、すべからく、友好的な態度で開始しながら、相手の失敗をあげつらい、だんだんと距離を置き、ぎりぎりの瀬戸際で振り向いて、何らかの可能性があるように振舞うこと。さらに、思いがけないことをして、できるだけ強い関心を引いたあと、期待をもたせる別な交渉を提案をしたり、担当者を入れ替えたりして新たな「時間稼ぎ」をすること。

わかってしまえば、こんなに首尾一貫した手の読みやすい政策はない。
つまり、彼らの交渉の目的は「いつまでも問題を解決させない」ということなのだ。

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